わたしとSaint Snow
皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして。まどです。
本当に今更、あまりにも遅いのですが、ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over The Rainbowを視聴しましたことを報告します。おせーよホセ
今回はそんな劇場版ラブライブサンシャインにおける裏の主役、そしてライバルユニットであるSaint Snowのおはなしです。ここの強者感めっちゃすき
まずSaint Snowを語る上で個人的に外したくないのが、現在絶賛ドハマリ中である虹ヶ咲のユニット、DiverDivaとの共通点。
- 二人組ユニットである
- コンセプトはクール系
- 曲の要所要所にラップを挟む
- 力強いクールな曲からしっとりした曲までなんでもござれ
- Saint Snowはどちらもバク転できるほど運動神経が良く、DiverDivaもダンスや運動神経に定評のある二人で構成されている
あれ?こうして見るとなるべくしてSaint Snowの沼に沈んでるような……?実際Twitterでとある方の「Saint SnowとDiverDivaのラップバトルが見たい」というツイートに対して良いこと言うなあ!!と思ったので言い逃れはほぼ不可能だと思ってる。
さて、そんなSaint Snowの初登場は1期7話。既に只者ではない雰囲気が漂っている……
そしてその予感は的中し、去り際に理亞がバク転からのムーンサルトを披露。函館流のご挨拶なのか……?
この時点でわたしみたいな人間でもああ、サンシャインのライバルユニットなのねとなりました。
7話ラストでは聖良さんが「わたしは鹿角聖良」と名乗っており、変わった苗字だなあと思いクレジットを見ると……いや、これ初見じゃ絶対読めなくね?聖良さん名乗ってくれてありがとよかった〜(ドポンコツ)
話数変わって8話にてSELF CONTROL!!通称ダンスなうを披露。(ちなみに理亞役の佐藤日向さんはわたしと同い年。つまりわたしが高三でバカ騒ぎしている頃にダンスなうを歌っていたと思われる)
このパフォーマンスは、千歌達Aqoursに大きな衝撃を与え、スクールアイドルワールドの結果も相まってラブライブの厳しさを痛感するには充分過ぎました。
Aqoursにとって大きな壁となったSaint Snowは9位に終わり、理亞の目には涙が。
バカにしないで。ラブライブは……遊びじゃない!
1期という早い段階の発言ですが、ここは鹿角理亞屈指の名言ですね。この発言の裏には姉の聖良さんが3年生のため、Saint Snowとして活動できるのが僅か1年しか無く、勝ちたい、勝たなくてはという思いと重圧を背負っていると考えると深く、そして重い名言。
この思いと重圧が2期、及び劇場版で理亞の心を大きく苦しめる事になってしまいます。
2期8話では、自分のミスで決勝進出を逃し、必然的にSaint Snow、ひいては聖良の夢を自分が終わらせてしまう事になり、自室で号泣する一幕も。理亞じゃなくても泣きたくなるわこんなん
劇場版では、聖良が卒業し、Saint Snowとしてではなくまた新しくグループを作ろうとするものの、周りとの温度差から上手く行かず、Aqoursと違いただ1人思い悩む事になります。
理亞にとって聖良さんは、姉としてもスクールアイドルとしても大きすぎる存在だったんです。まあ冷静に考えて作詞作曲の両方を平然とやってのける聖良さんがヤバいとも考えられるが
それでも理亞は聖良さんを姉さまと呼び、誰よりも慕っていることが2期9話でもわかりますね。
聖良さんへの大好きな気持ちと憧れが大きな足枷となりながら、それでも自分の理想に近付くためにもがき、勝利のために突き進む。この負けん気がわたしの考える鹿角理亞ではないかと思っています。
そして姉の聖良さんからも、1期8話ではやや辛辣な言葉が。
もしμ'sのようにラブライブを目指しているのだとしたら……諦めた方がいいかもしれません。
大会前に夢で夜空を照らしたいのPVを絶賛し、大会でもとてもいいパフォーマンスだったとしながらもこの言葉を投げかけたのは、聖良さんなりの「今のままでは勝てない」という励ましだったのかもしれません。
実際千歌はアニメ内でも「じゃあやめる?」という質問には「やめない!」と逆にやる気が上がる場面が何度かあるので、そういう意味では的を射る発言だなあと思います。
そんな聖良さん達Saint Snowの原点は、A‐RISEのライブを見たのがきっかけ。なるべくしてライバルユニットになったような気がします。
私達も考えた事はあります。A‐RISEやμ'sの何が凄いのか、何が違うのか。
ただ、勝つしかない。勝って追い付いて、同じ景色を見るしかないのかもって。
この勝利欲こそ、Saint Snowが高いパフォーマンスを引き出す一番の要因。ラブライブは遊びじゃないと言い放った理亞といい、妹が妹なら姉も姉といった部分があります。
だからこそのあのパフォーマンス、諦めた方がいいという諌言。A‐RISE以上に印象に残るライバルユニットですね。
ただ、聖良さんは予備予選、地区大会とAqoursが場数を重ねる毎に考えを改め、MY舞☆TONIGHTの時は「トップ通過は確実」と太鼓判を押しており、MIRACLE WAVEを披露、決勝進出後は1期8話で投げかけた「諦めた方がいい」という発言を謝罪し、明確にライバルと認める礼儀正しさを持っています。
もし本当に決勝でぶつかっていたら、Aqoursの優勝もわからなかったかも。
そして、憧れとしていたA‐RISEやμ'sの何が凄いのかは最後までわからなかったと思われる聖良さんですが、ライバル、つまり同じ土俵にいると認めたAqoursに対しては少なからず何が凄いのか理解していた模様。
それだけ、3年生3人の存在は大きかった。松浦果南のリズム感とダンス、小原鞠莉の歌唱力、黒澤ダイヤの華やかさと存在感。それは、Aqoursの持つ明るさや元気さ、そのものでしたから。
3年生3人を特に高く評価している節があり、恐らくは1、2年生の6人に対しても何かしら評価している部分があり、更にはラブライブ優勝時を100とするなら今は30、いや20と評するなど、恐ろしい程の観察眼を持っています。
1人で作詞作曲をやってのける、一目パフォーマンスを見ただけで何があって何が足りないを理解、助言できるなど、聖良さんは天性のスクールアイドルであると言えるかもしれません。
勝利欲、パフォーマンス力、聖良さんの観察眼や作詞作曲、理亞の負けん気やストイックさ、これらが総じて活動期間4、5ヶ月にして夏のラブライブ北海道予選1位、全国8位を収めるSaint Snowの強さと言えます。
そしてSaint Snowは、ただ力強いだけじゃない。
私の姉さまの方が上。美人だし歌もダンスも一級品だし。
自分の姉を美人って褒める人、中々いなくね……?
そう考えると、理亞が本当に姉思いな事がわかります。姉の事になるとムキになると指摘された時は、「そうかも」と認めながら穏やかな笑顔を見せてくれます。かわいい
そして姉の聖良も、理亞のためとはいえ突如押しかけてきた1年生ズを迎え入れ、更にはご飯まで作る懐の広さ。ここめっちゃすき
かわいいなあSaint Snow!!!
更にわたしにトドメを刺しに来たのは、そのカッコよさ。とりわけ、劇場版ラブライブサンシャインの「Believe again」です。
黒を基調として、帽子も相まって軍服要素が強めの衣装。これ絶対曜ちゃん飛び付くでしょ
実際わたしも映画シングルのジャケ写で見るぐらいだったんですが、映画で見た瞬間ヒュッ…ってなりました。姉さまマジカッコいい……
理亞も負けず劣らずでヤバい
このカッコよさは固定資産税支払うべき(意味不明)
個人的理亞のベストショット
そして最後は視線で抱かれた。
あまりのカッコよさに再起不能寸前まで追い込まれて、視聴再開まで多少の時間を要しました……
これ、本当に決勝で披露してたらAqoursの優勝、なかったのでは?ってぐらいの衝撃。おいそこ主人公補正とか言うんじゃねえ
かくしてわたしは、Saint Snowの沼にぶち落とされました。
これは単独ライブも成立するわ、ヤバい。すげーぞ、ライバルユニット!!
もし2ndGIGがあったら行ってみたい、というか行くしかねえ!!って思わされました。
それではここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました!賞与出たしDWTの円盤付きと1stGIGの円盤買おうかな……