朝香果林と、自由に未来を創りたい。
皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして。まどです。
今回は2日間連続タグ企画のお誘いを頂きましたので、そちらの2日目の記事になります。こちら本来は1日目 #ちっぽけな昨日までの私じゃない も投稿予定だったのですが、何かとゴテゴテになりすぎて断念という結果になってしまいました……1月末にお誘いを頂いたにも関わらず申し訳ございません。
気を取り直して2日目のタグ名は、
#明日へ夢を繋ごう
文字通り、いよいよ虹ヶ咲2期まであと1日まで迫ってきました。推しさんの活躍は勿論のこと、アニメで動く栞子、ミア、ランジュを見れるのが非常に楽しみですね!
そんな虹ヶ咲2期ですが、皆さんは公式から0時のタイミングで公開されているカウントダウンPVはご覧になられているでしょうか?【2期放送まであと1日】TVアニメ1期スペシャルPV 朝香果林 ver.【ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】 - YouTube
1期総集編もそうなんですが、ここのところの動画は編集がずっと神です。あと、これを見るといよいよみんなが次のステージへ進むんだって実感が湧いてきていいですよね。
そしてその中でメンバー共通で出ている、このワード。
メンバー共通で出ているあたり、恐らく2期のテーマの1つになると見て間違いないと踏んでいます。またこの超えたいもの、超えるべきものはメンバーによって違ってくるのではないかと。
そんな訳で今回は朝香果林が超えたいものと、それに対する「あなた」つまりわたしが出来るであろう歩み方を考えていこうと思います。
超えたいもの
そもそも1期で朝香果林は何を超えたのか?という話からしていきましょう。
結論から入ると、1期で彼女が超えたものは"壁"だと思っています。これは物理的な壁だけではなく、心の壁も含めて、朝香果林が超えたものとして大きなテーマになってくるかなと。
まず心の壁から話していきましょう。これは5話で特に顕著に表れ、そして超えたというよりは壊したと言う方がわかりやすい気がします。
そもそも同好会加入前の朝香果林は、世間のイメージや期待に応える為にどこか無理をしている、自分に嘘をついている事が多々ありました。
これはかなりわかりやすいヒントなんですが、嘘をつく時、彼女は必ず目を逸らします。イメージカラーも含めて○子のバスケの○峰みたいですね。
しかしそれを悟ったエマの助けもあり、スクールアイドルがやりたいという本心をさらけ出す事が出来ました。
もっと果林ちゃんの気持ち、聞かせて!
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5話 今しかできないことを より エマ・ヴェルデ
エマかり、いつ結婚するんだよ……
そして物理的な壁、スクールアイドルとして超えるべき壁はもうご存知でしょう。ダイバーフェスですね。ステージという名の壁が今にも倒れて彼女を押し潰さんとばかりにそびえ立っています。メンタルに至っては一時は完全に押し潰され「ごめんなさい」と吐露する程に。
そんな彼女を支えたのも仲間でした。ソロアイドルだけど、1人じゃない。後ろにはみんながいる。そしてステージの先には、応援してくれるあなたがいる。
ちゃんと果林さんを応援したいんだ!
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 9話 仲間でライバル より 高咲侑
あなたという存在が誰よりもスクールアイドルのファンである事を証明してくれるこの台詞と、行動と。もう全部が好きです。2期直前PVでも楽曲披露前のシーンで侑の姿を映してくれてありがとうございます。
仲間がいて、あなたがいてくれる。その心強さが彼女を奮い立たせ、この壁を超える事が出来ました。そしてこのステージは、とある人間の、というかわたしの人生を大きく変えることになります。
そしてここからが2期で朝香果林が超えたいものの話になります。1期では彼女が超えたものの共通点として精神的なものが多かったように見受けられますが、2期ではいよいよ、仲間でありライバルである同好会のみんなをいよいよ超えようとするのではないかと思います。しかも今回は栞子、ミア、ランジュの3人も加わり、その熱が更に強くなるのではないかなと。
そしてこのライバルは、仲間だけではなく、昨日までの自分すらもそうであると思っているんじゃないかなと。読者モデルをやっている事もあり、体型維持に関しては人一倍気を遣っていたりとにかくストイックだし、自分が納得出来るまで自主練を重ねる事もしばしばあります。
そしてこの納得、というのが、昨日までの自分を超えているかいないか、というのが基準になるんじゃないかなと思います。
それだけではありません。スクールアイドルとして、果林は再び壁にぶち当たる可能性も大と見ています。どんな事でも上を目指そうとすれば必ず壁にぶつかるし、上昇志向が強い彼女なら尚のことそうなる気がします。どんな壁か、までは見ない事には断定出来ませんが……
それを超えれば成長するし、止まればそのまま、沈んでしまいます。だけど、大丈夫って伝えたい。あなたには、同好会のみんながいる。
そして、わたしがそばにいるよって、伝えたい。
わたしはさ、助けられてばっかりだから。
今度は、わたしに助けさせてよ。大好きなあなたを。
どんなに迷子になっても、あなたとならきっと楽しくなる気がするから!
……ちなみに、かすみと共にテスト回という壁にぶち当たるのも、面白い事に違いないと思うので結構期待してますよ、栞子加入することだし。
「あなた」として出来る歩み方
これはアニメ楽曲について時々TLで展開される話題なんですが、アニメ楽曲もメンバーそれぞれの物語として加えた場合どの部分に入り込むか、という話。
例えばこの子のこの曲は2nd楽曲と3rd楽曲の間に入ってこうなるよねとか、そういう話です。
で、なんでこの話から入ったかというと、ここに朝香果林というスクールアイドルとの「あなた」として出来る歩み方があるからなんですね。高校生離れしたルックス、ミステリアスな雰囲気からなんとなく難しく考える方もいるかもしれませんが、実は結構わかりやすいですよ。
朝香果林のアニメ楽曲はご存知VIVID WORLD。わたしに始まりをくれた曲であり、今後どれだけ火力高い曲が飛んできてもこれ以上に特別な曲は一切表れないと言い切れます。
そんなVIVID WORLDが朝香果林の物語のどこに入ってくるか、わたしとしては2nd楽曲、Wishから進んだ先のFire Birdとの分岐点かなと思っています。図解にするとこんな感じ。なんだこの小学生が5分で作ったようなのみたいな突っ込みは我慢して頂けると……
何が言いたいかといいますと、Fire BirdとVIVID WORLDは選択肢なんですよね。そしてこちら図解の通り後述の理由からどちらを選んでも4th楽曲であるTurn it Up!に収束するため、なんかわからないなって方はポケモンで最初の3匹どれを選ぶかみたいなものだと思って頂いて大丈夫です。
そしてこの選択肢において何が違うかというのが、先述した「あなた」として出来る歩み方なんですね。
ただ傍で支えるだけが歩み方なのか?ひとつに絞るなんて勿体ない気がする。時には可能性を信じて送り出し、見守ることだってあると思います。
これは少し寄り道して考えるのが早いかなと。ラブライブ!スーパースター!!11話で嵐千砂都は澁谷かのんに「1人じゃないから歌える」から「歌が好きだから歌える」という本来の澁谷かのんを取り戻させる為にどんな行動をとりましたか?
それはいつものように寄り添うのでは無く、敢えて突き放す、言い方を変えると送り出すという選択肢を取ったこと。
私は…嵐千砂都は信じてる。澁谷かのんを!
ラブライブ!スーパースター!!11話「もう一度、あの場所で」より
つまり、傍で支えて、共に歩むのも愛。時にはその人を信じて、見守るのだって愛です。ここから話すのはそれをもう少し細かく砕いた話になります。
まずこの分岐点にあたるWishの話を少しします。詳しい話はこちらに記載していますので参考程度に。今より書き方拙いのは……知ってます。皆まで言わないで頂けると。
この曲は平たく言えば朝香果林の裏側、弱さを表した曲になります。そしてそれを歌う事が出来たのは、他でもないあなたがいるから。特にあなたと密接なスクスタでは、これ以降年相応に甘えてくる場面が増え、そろそろ心臓もたなくなるのではないかと心配。
朝香果林と出会ってはや1年半近く。あなたにとっての「大切なあなた」にわたしはなれているでしょうか。非常に気になるところではありますが、ちょっと先へ進みましょう。
この曲を通して朝香果林は弱い自分も本当の自分と受け止め、それをあなたも真正面から受け止めました。そしてここから先の歩み方が、先程話した選択肢になる訳です。
まずはFire Birdの話から。こちらはわたし自身Twitterやブログで何度か話しているのですが、Wishを通してどんな朝香果林でも受け止めるあなたをいつでも肩を預けられる存在、またFire Birdにちなんで朝香果林を鳥とした場合、いつでも帰って来られる止まり木に例えられる構図がもう本当に綺麗過ぎるんじゃという話。
そして鳥は一部例外こそあれど基本的には飛ぶ生き物です。朝香果林という鳥は、いつでも帰って来られる止まり木、つまり見守ってくれるあなたがいるからこそ高く飛び上がる事が出来ます。
朝香果林がより高い場所を目指すというのは、スクスタ25章タイトル「私のままで、もっと高く」からもなんとなく伝わるのではないでしょうか。このタイトル、スクスタのストーリーでダントツで好きです。
つまりFire Birdというのは、朝香果林が高く飛ぶ事を選び、それに対してあなたが見守る事に重きを置いた話になるのかなと。
続いてVIVID WORLDの話になります。こちらはもうね、歌詞読むのが一番早いです。
Find a way キミとだったら 迷子だって悪くはないね
VIVID WORLD 歌詞内より
この部分、朝香果林というスクールアイドルを知れば知るほどヤバい事しか書いてません。これまだ浅い頃はあ〜なんかそういう比喩表現あるよねぐらいで済んでた自分を笑い飛ばしたいです。お前はエクレアの如く甘いんじゃと。
だって冷静に考えてくださいよ、常日頃から、なんなら学園内ですら迷子になる果林さんが。
迷子になるとエマに助けを求めることしかできない果林さんがですよ!?
迷子だって悪くはないって!?
これが示唆する所はただ一つ、それだけの信頼を寄せているということ。これこそ真の比喩表現です。
そしてここに書かれている「Find a way」には「道を探す」といった意味があり、これらの歌詞を繋ぎ合わせると「キミとなら迷子でも大丈夫よ。だから一緒に進みましょ」という果林さんなりのメッセージになるんですね。わたしはもう完敗です。
このフレーズ、ラブライブ!シリーズ通して全ての楽曲内で1番好きだし、もうしばらくこれが更新される事もないでしょう。
要約するとVIVID WORLDは、朝香果林とあなたが文字通り隣で支え合う事を選んだ先の楽曲ではないかと思っています。
ここからは先程少し触れた、どちらを選んでも物語はTurn it Up!に収束するという話。じゃあなんで?という疑問になると思いますが、これも答えは結構単純です。
好きなんでしょ?朝香果林が。
これだけだとまだ難しいと思いますので、これも少し細かくしていきましょう。
先述の歩み方の話をした時に、わたしはなんと話したでしょうか?そうですね、寄り添う事は愛だけど、見守る事だって愛だと話しました。
つまり、先程挙げた2つの歩み方の根幹は、どちらも朝香果林が好きだから出来ることなんですね。
Fire Birdは、あなたが見守ってくれるから、もっと高くへ飛んで行ける話。
VIVID WORLDは、あなたが隣にいてくれるから、一緒に走っていける話。
どちらにしても、朝香果林が好きだという気持ちは彼女に伝わっている筈です。
だから彼女は、あの場所で叫んでくれました。
今まで言えなかった想いを、リズムに乗せて。
キミの事が大好きだよと。
なんとなくここまでは筋が通ってると思うんですが、これだけ言わせてください。
あなた間奏でそうやって爆弾投げるのはあまりにも危険だってWishで学んだでしょ!?
こちとら京セラの床で号泣したよ!!
総じてこのTurn it Up!という曲は、朝香果林にとっての挑戦でありながら、Wishを歌っていたあの頃から一回りも二回りも強くなった彼女の本心を謳った曲なんですね。この辺りは4thライブ終了後2時間弱で書き上げたこちらを参照して頂ければと。
そして最初の図解に解説を加えたものがこちら。こうして見ると、最初に話した通り結構わかりやすいんじゃないかなと。
で、ここまで読んだ方には思う方もいるかもしれません。じゃあお前はどっち側なの?と。
こちらわたしとしてはVIVID WORLDの側に気持ちが強いですね。この曲自体が特別な曲だというのも勿論あるんですが、何よりも"キミとだったら迷子だって悪くはないね"の刺さり方が個人的にエグい事になってて、頑張れって見守るのもいいけど、一緒に走っていきたいって思っちゃうんですよね、やっぱり。
そして何よりもわたしのラブライブ!の始まりそのものが、彼女がわたしを見つけてくれて、文字通り水の底から引っ張り上げてくれたようなものだから。
彼女がわたしを助けてくれた倍以上、わたしが彼女を助けたいし、支えたいし、傍にいたい。
……なんて、結構ワガママだよね。
だけど、これがわたしの本心だから。これからもよろしくね!
この先も変わらない思い 自由に未来創ろう
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 9話 仲間でライバル 劇中歌"VIVID WORLD"より
最後に
今回はスクールアイドルとの歩み方、というテーマを掲げてきましたが、ここで一つ忘れないで頂きたいのは、それぞれが好きなスクールアイドルとの歩み方、もっと平たく言うとラブライブ!自体の追いかけ方に正解不正解の類はありません。
それこそVIVID WORLDで朝香果林が歌っている通りです。"正解も輝きも一つじゃないから"何よりも大事なのは自分が好きなことを貫いて、嘘をつかないこと。これが自分らしさを守る方法だし、それが出来ない辛さも知ってここにいます。
だからこそ、やりたい事を存分にやれている今が凄く楽しいです。合同誌寄稿にカウントダウン企画主催。今年に入ってからは特に挑戦だなって思う事を多くやってる気がします。それが彼女をより知る為の近道だと思うので。
そして今、人生、ラブライブの追いかけ方、何かに悩んでいる人にこの言葉を伝えてこの記事を締めたいと思います。
自由に、未来創ろうよ!
それがきっと、一番楽しいから。